虹は雲のあとから見えてくる

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zoom RSS 声楽と筋肉

<<   作成日時 : 2010/03/11 14:32   >>

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アゴを動かさないようにする為に「かかかか…」ときつつきのような音をさせて練習しています。しかも、ノドはあくびの状態のままで。アゴのことは忘れる…と言われましたが、忘れるのも難しいです。


4年と3ヶ月目を迎えて、ちょっと声楽で必要な筋肉について考えてみます。

習い始めた時期は私が身体も精神的にも一番状態が悪い時でした。たぶん本能的に「このままじゃいかん!」と思って動き出した結果が声楽だったような気がします。歌を歌いたくて習ったんじゃなくて、ふら〜っと選んでしまったのでした。その根底には子供の時から自分の発声は人とは違っていて(まあ、案外こういう人も多いらしいと聞きました。つまり声が低いのです。)悩みでしたが、誰も解決方法を教えてくれる人がいなくて、この歳まできてしまったのでした。ある意味それが劣等感でもありましたので、専門家に聞いたら疑問が解けるだろうと思っていました。

そういうしんどい時でしたから、身体中の筋肉が固まっていましたし、お腹に力を入れるなんて全然できませんでした。最初の先生に「頭の後ろが開きますか?」と聞かれてやってみましたが、開きませんでした。もっと身体が楽だった頃に頭の後ろが開いた経験はあったので、知ってはいたのですが、その時はできませんでした。


先生が何人か替わり、話が複雑になるので、すべて「先生」で統一して書きます。現在習っている先生だけではないことだけご了解ください。


「背中が全然使えてないです。」と言われました。先生の首の後ろと背中が息を吸うと開いたり膨らんだりするのも見せていただきましたが、そんなことは全然できません。それから習ったのは横隔膜の訓練でした。息を吸うのではなくて、横隔膜を上下させるだけで肺に空気は入ってくると。初めはなかなか空気が入ってくれなかったので、横隔膜を上下させて訓練した後で、「はぁはぁはぁ〜」と胸で呼吸していました。でもまあ、なんとかできるようになりました。

声楽って、オルガンのようなもので、ふいご(お腹+胴体)から空気を送るとリード(声帯)が振動して声がでます。リードは柔らかく振動しやすいように力が抜けてないといけないです。あ、そうだ。声帯が開いていると言われたこともありました。きちんと合わせないといけないんですね。空気がもれるので。(この辺のことはまだよく理解していません。)その次に必要なことは共鳴です。振動した音を共鳴させて大きな声にしたり、ノドで発音したりします。

首から上の練習はかなり細かくなります。

顔の筋肉を作る為に「ろあろあ」が始まりました。ほっぺたの筋肉が必要なのです。この頃にビーバーちゃん、うさぎちゃんと命名した「前歯3本」の練習も「ろあろあ」と同時にやることになりました。そしてこの時もアゴを動かさないようにとの注意がありました。もう、顔がガチンガチンに固まっています。「ろあろあ」をきちんと筋肉を使って練習すると顔がすごくだるいです。

その次に最近の話ですが、ノドの後ろを開ける為の練習が始まりました。「あくび」がキーワードです。軟口蓋を上へ上げる練習をしているといつもあくびが出ます。奥歯を噛まないであくびのままの状態で発音します。

うさぎちゃんの顔を作る練習をしていた頃に気がついたのですが、毎日やっているストレッチの時、顔が下へ向く体勢になったら頭も顔も口も全部の力を抜きます。すると、引力に引っ張られて上唇が顔の上へ、つまり地球的には下ですが、だらりと垂れ下がります。この時は私が感じたのは唇だけだったのですが、最近「かかかか…」の練習をしていることで、もっと多くのことに気がつきました。

上半身を垂れた状態で顔の力を抜くと、唇も頭のてっぺんも後ろも耳のところもすべての筋肉が下へ垂れます。この状態がすべての力が抜けたといえると思います。腕の力も抜くと肩の力も抜けます。この状態のまま意識して軟口蓋を開けます。軟口蓋を開ける力だけ入れるのです。すると「ろあろあ」で練習していたほっぺたの筋肉がぎゅっと締まります。目の回りの筋肉も少し動きます。アゴは胸に押しつけられているので動けません。前に倒れないように足とお腹は力を入れて身体を支えています。

たぶん、書いたことを立ったまま出来るようになると、顔や頭の力が抜けていい状態になるんだろうなあと思っています。少しうつむく程度で(頭をまっさかさまにしなくても中途半端な状態で)いつでも力を抜けるように練習しています。「かかかか…」ときつつきのように早く言う為にはノドに力が入っていては言えないのです。

1年目の時に壁に頭の一点だけを当てて斜めに立って発声するというのを習いましたが、その時はまだまだその練習をしても全く意味がなかったので、先生はすぐに「まだ早いね〜」と言われてやめました。でもあれは何の練習だったのだろうかとずっと気になっていたのですが、頭の後ろを開く練習をしはじめて、やっと、あの練習の意味がわかってきました。あの姿勢は(頭が壁に押しつけられている)軟口蓋を開くこととアゴが動かないという状態が作れて、なかなかいい感じです。「かかかか…」や頭を下へ垂れるのと合わせて感じをつかむようにがんばろうと思っています。



共鳴させるのは鼻の奥にある穴(副鼻腔とかいう?)のところなんだそうです。外国人は頭蓋骨が前後に長い形なので元々すごく共鳴する声なんだそうです。日本人の骨格ではぺちゃんこなので、共鳴しにくいのだそうです。だからかなり訓練しないといけないのでしょうね。

なんでも早く動かそうとすると力を抜かないとね。私はゲームはやっていませんが、よく例えにいう話では、ゲームの連射の時に指の力が抜けている方が早撃ちが出来るとか。私の体験ではお抹茶を点てる時に手首の力が抜けていると泡立ちがよいということです。



そうそう。発表会の写真を見て、いつもの私の顔と全然違う〜〜(笑)と笑っていたのは、「ろあろあ」やうさぎちゃんの成果で、ほっぺたが上に上がっていて、顔が細く見えているからのようです。あの時はまだノドの後ろがあまり開けられなくて、いい歌ではありませんでしたが、顔の前側はだいぶんできていたみたいです。



というわけで、身体を鍛えるのにも順番があるようですね。まずはふいご(胴体)の部分ですね。それはかなりできてきたみたいなので、さあ!「かかかか…」と力を抜くことを練習しなくては!!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 歌ではよく「自分の体が楽器」という言い方をしますが、では自分の体のどこが何が楽器なのかと、突き詰めて考えたことはありませんでしたが、ticoさんの今日の記事を読んで思ったことは、体って、つまり、筋肉なんですね。

 「楽器としての体を作る」とは「楽器になるために必要な筋肉を鍛えて備えること」でと分かりました。スポーツとはちょっと方向性は違うかもしれないけれど、やはり歌の練習の根本には、筋トレのようなものがあるわけで、そういう部分は体育会系の音楽なんだなって思いました。
すとん
2010/03/11 18:01
すとんさん、こんにちは!
体育会系と筋肉の鍛え方がちょっと違うとは思いますが、やはり筋肉を声楽用に鍛えないと歌えないってことですね。声楽では柔らかい筋肉を作るということになると思います。詳しくは理解していませんが、お腹が割れるような鍛え方とは違うのですね。顔の筋肉、ノドの筋肉、頭の筋肉など、普通じゃ考えることがない部分の筋肉の存在を感じます。まあ、ならして言えば、身体って結局筋肉と神経で動いているのですもんね。
単純な話、ひざが痛い場合の多くは太ももの大腿四頭筋が弱っていてひざのお皿を支えられないことでずれてしまうのが原因のことが多いのです。腰痛も筋肉が弱っていて骨に負担がかかっている場合があるとか聞きました。色々な筋肉を鍛えましょう!ノドの筋肉を鍛えることはえん下障害の予防にもなりますしね。(笑)
tico
2010/03/11 22:37

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こよみ

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