今日は受付の人に「すごく声が出てきましたね〜!」と言ってもらえて驚きでした。3/15のレッスンで何故か急にスコンと抜けてくれて、実際、自分でも何故出来たのか、よくわからないのです。でも、抜けた時のノドのことやお腹の支えなどは身体が覚えてくれているので、その状態になればできるわけです。 ところが、そううまくはいかなくて、先週は花粉症で鼻が詰まっていて全く抜けなかったです。ノドをいっぱい使ってしまったなあと悲しくなりました。 今日もまだ花粉症全盛期!!お薬を飲んだり点鼻薬を指したりして、鼻の通りはよくしてレッスンに臨みました。 ところが!発声練習の時、さっき出てた声が次の発声練習ではヒーヒー声になったりして、先生も「さっきとどこが違うのですか??」と不思議そうに顔を見ておられます。私もわからないのです。ただ、冷静に考えるとアゴが少し上に上がるか、前に出るかして、ノドを閉めているような気がしました。 どういう対処をすればいいのかなと考えながら発声練習していましたが、あまり改善されず、そのままコンコーネへ。コンコーネではミ♭は抜けないのにファは抜けます。あれ?ファの方が気合いが入るんでしょうか。それは言えますね。 ファが出ると身体が思い出したのか、ミ♭も出始めました。おかげで「明日」という歌の練習の時も抜けやすくなっていました。 突然出た日のことを思い出すと、その前の週に、お腹の使い方を注意されたのでした。これまでいわゆる丹田という下腹に力を入れて支える、腰に空気を入れると思ってきたのですが、それはもちろんのこと、もう少し上の胃の辺りがもっと大事なんですって言われました。そういえば、横隔膜って胃と肺の境目にありますからね。胃の辺りから下腹にかけて空気をため込むことが重要なようです。(実際空気が入るのは肺です。ただ、空気を抜かないように保つと言ったらいいかもしれません。) その後、そういう練習をしているとノドの辺りの力がスーっと抜けていくのを感じていました。「これかな?」と思って、次のレッスンで突然声が抜けたのでした。もちろんハミングで響きのポイントも獲得していたから出来たわけですが。 で、それを思い出すと、今日、最初にあまりうまく抜けなかったのは、花粉症で鼻づまりなので鼻の奥を広げることばかりに気を取られ、お腹の支えが出来ていなくて、その為、ノドに力が入っていたように思います。ノドの力を抜く為には、舌を緩め、ポカーンと口を開いてダラーっとするとよいです。レッスンの間にそれを思い出してまず力を抜いてみました。それで歌っていると、身体がだんだんお腹の支えも思い出したみたいです。歌っている間に「わー!こんなに全身の力を使って歌ってたんやー!」と自分ながら驚きました。レッスンは毎週あるのに、家にいる間は大きな声を出していないので、身体が忘れてしまうのですね。 それと「明日」の時の注意では、メロディは緩やかなんですが、メロディの中に含まれる(音として出てこない)三連音符の細かいリズムを感じて歌うと声がよく伸びると言われました。ずっと前のレッスンでも、手をグルグル回しながら(柔道の審判が「指導」という時に手を回すのと同じ動作)歌っていました。印象はちょうど走っているような感じです。前へ前へ自分が進んでいきます。特に音が離れている時とか二分音符で伸びている時はずっと回しているとうまくいきます。 今日は色々気づくことが多くて、先生の注意はずっと以前にも言われていたことと同じではありますが、やっと自分の身になって理解できたような気がします。毎回、「今から出発だ!」と思います。今日も今日から始まります!! 参考記事: コンコーネ進む(声楽259) http://cloudland.at.webry.info/201303/article_5.html 手をグルグル回す柔道の審判の動作について。面白い記事です。 柔道の審判がコケットリー(石丸謙二郎) http://ishimaruk.exblog.jp/18516757/ |
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