パントマイム教室(3/6 クロスロード)

今日はなんかまとまりのない練習になりましたが、反面、方向が自由自在、どっちへ行くかわからないけれどとっても面白いレッスンになりました。

参加者が少ない時はクロスロードの職員さんが気を使って何人か入ってくださいます。今日は2時に始まる時点でそういう感じでした。いつも来てくださる方が2名だけでしたので、職員さんも含めて5名で始めました。少し遅れて先月初めて来られた方と、今日初めての方が来られ、賑やかになりました。うーーん、にぎやかすぎる楽しさでした!!

今日初めて来られた方は老人ホームのようなところで健康体操を教えるようなボランティアをされている方で、だんだんネタ切れになってくるので、新しい刺激を求めてパントマイムはどうかな~、みたいに思って来られたのでした。この方もまあ、だいたい老人の域に入る人だと思いますが、人に指導しておられるというだけあって、身体もよく動くし、想像力も豊かだし、私の方がかなり乗せられて色々やってしまいました。

老人ホームの方では身体と頭を使って健康を保とうということで、色々教えておられるのですが、「教える」+「教えてもらう」という関係では教える方もアイディアが嗄れてきますし、教えてもらう方は受け身になりがちです。私のパントマイム教室はヒントは言うのですが、あとは自分が考えたことを自発的に行動に移すということを主にしています。そういうわけで、今日初めて来られた方はふんだんにご自分の想像力がかき立てられたみたいで、賑やかになりました。

■ソフトクリーム

準備体操の代わりに「ソフトクリーム」を身体で作ってみました。
コーンの上にソフトクリームをグルグル回しながら乗せていく様子をご覧になった方はおられると思いますが、自分の身体の足下からひざ、腰、お腹、胸、首、頭と順番にグルグル回していって、最後にソフトクリームのとんがったところを表現します。

画像


■2枚の画用紙に書いた絵

パントマイムは日常的な動作をする時にも、必ず動作をピタッと止める必要があります。それは見ている人が納得する時間を作るのです。それで説明する時に絵の例えをよく使います。

2枚の画用紙に書かれた絵を交互に見せることによってパラパラマンガのようなことができます。絵ということは動作が流れたりぶれたりしてはいけません。

ということで、二つの身体の形(これが絵に描かれた状態)を考えていただいて、ある一定のリズムで一枚目と二枚目の動作をしてもらいます。意味が全然ない動作で構わないのですが、これを伝えるのにかなり時間がかかりました。まあそれでもなんとか二枚の絵を交互に見せるというような練習が出来ました。

■ポーズを記憶する

今まで何度かやっている練習ですが、参加者がかなり入れ替わるのでまたやってみました。

自分で考えた5つのポーズを1のポーズ,2のポーズという風に番号に当てはめて覚えます。自分で考えてはいるものの、みんな(私も)とっさになかなか思い出せません。最初は練習の為、5人が輪になって一人一人順番に1、2、3、4、5とかけ声を掛けながら、自分のその番号に対応するポーズをします。何度かやる内に5つのポーズも覚えられていきます。

覚えられた頃に、今度はランダムな番号を一人一人が順番に言って回していきます。3と言われてすぐに3のポーズをする、5と言われてすぐに5のポーズをする、というようなことを何周も回していきます。全員の雰囲気で適当にやめますが。

ポースを考えることと、番号をランダムに言われて思い出すこと、身体をたくさん使うということで、老人ホームのボランティアにはいいんじゃないかと思いました。ちょっとハードかもしれませんが。どうでしょう~。

■空間固定

パントマイムの一番基本のテクニックです。それを説明するのに「壁」のマイムを使いますが、「壁のマイム」という先入観があって、なかなかうまく私の思うように運びません。で、壁を触る手を手すりを持つ手の形に変えたら、見えてくる物が違うよ~と説明しようとして、おばあさんが手すりを持って廊下を歩く様子(いわば老人ホームのようなところ)を描いてみたのですが、手すりよりも『おばあさん』のものまね(マイム)に感心が集まり、ここから今日の迷走が始まりました。

おばあさんの次は「太った人やって~」と言われてそれらしくやってみると、ヤンヤの大喝采、次に「おじいさんはどういう感じ?」と言われてそれらしくやってみると、「ほんまや、おじいさんってそんな感じや」。それから「杖をついている人」「子ども」「酔っぱらい」など、言われるままに想像たくましくやって見ました。

手すりの空間固定の練習がかすんでしまいましたが、それもまあ、なんかを得て帰っていただくのも今日の成果でしょうね。

空間固定は壁や手すりだけではないので、パントマイムはすべて空間固定で演じるわけですから、そういうことを話すと「冷蔵庫から牛乳を出して飲む」とか、本当に、自分でいろんなことを考えていかれるのですねえ。教えるというよりちょっと想像力を突いたら色んなものが触発されてきたという感じでしょうね。

何のレッスンだったかわからないまま、どんどん賑やかになってきましたが、おかげでパントマイムとはどういうことかということが伝わったようです。楽しんでくださったようでうれしいです。

決まったことを習うより自分で考えたことをやってみる方が、みんな達成感があるのではないでしょうか。クロスロードではそういうことを考えながらやっています。ただ、本当に舞台で通用する為には基礎的な身体の訓練が必要なのですが。パントマイムは身体でしゃべる芸ですから、身体の訓練がセリフの滑舌の訓練のようなものかと思います。滑舌がいくらよくても伝える感情がなければ人に感動は伝えられないので、こういうことがどの分野でも必要な両輪となっていると思います。参加者の顔ぶれを見ながら毎回レッスンの内容を決めています。というか決まってきているという方が正しいかな?

毎月第一木曜日14:00~16:00、パントマイム教室を開いています。参加ご希望の方はクロスロードへお電話ください。
TEL:072-843-4100 (大阪府枚方市)
(開所日 水曜日~日曜日 午前10:00~午後7:00)
次回は4月3日(木)14:00からです。

参考:アマチュア・マイム・アーティスト チコ

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