チェコのジャズマガジンでの批評(清野さん)

チェコのUNI JAZZ MAGAZIN 2007年8月号に清野さんのCD3枚を取り上げて批評を書いてあります。"BENEATH THE SURFACE", "Ripple", "Dark Shape"


チェコ語の雑誌のコピー画像を清野さんのホームページに載せておられました。チェコ語ですから、誰も読めません。雑誌の記事を清野さんの部分だけ切り張りしました。

画像



何が書いてあるのか興味を持ったので、チェコ語は全く知らないけど、ネットの辞書を使って自分で訳してみました。もし、チェコ語がわかる人がおられたら、きちんと訳してもらえるとありがたいです!!

訳すのに1年くらいかかり(実働は3ヶ月くらいですが完成するまでに長くかかりました。)発表する場をどこにするか迷っていて、今頃掲載しています。清野さんには完成した訳はすぐに送らせていただきました。



UNI JAZZ MAGAZIN(8/2007)

Takumi Seinoというギタリストはチェコではよく知られてはいないが、約10枚の興味あるアルバムを創った彼の背景に敬意を表して、最近の3枚に限り、要約を試みる。10年程前にバークリー音楽大学で過ごしたギタリストは、かなり早くからジャズとアヴァンギャルド(前衛的)なロックによるインプロヴィゼーション(即興演奏)集団の支持者であった。(例えばヤヒロトモヒロトリオ、Thomas Lichtenstein Band、Takumi Seino Trio、そしてその他の編成)最近の流れではソロだけでなくペアでの小編成のプロジェクト(企画)もかなり好んで行っている。では年代順に始めるのがよいだろう。


Arcの二人は、同じく有望なカナダ人、Antoine Berthiaume(アントワーン・ベルシオウム)と2005年7月18日に一緒にコンサートを持ち、彼らのアルバムタイトル"BENEATH THE SURFACE"にまとめた。6つの構成を見渡してみると、彼らが似た感性のミュージシャンの土台があることを証明している。Derek Baily(デレク・ベイリー)の精神のような外来的な妥協しない即興演奏ではないが、叙情的な集団であるTerje Rypdal(テリエ・リピダル)の流れに達している。6つの音楽は共同の即興演奏と、それぞれを目立たせた形での演奏を提供している。


12ヶ月後、Takumiは和歌山の小さな町にあるギャラリー、Jalan Jalanに於いて彼自身の違う形の展示(自身で描いたすべてのディスクの絵とカバーデザイン)、Sound and Landscapeを計画した。そしてすでに一人のコンサートは上昇を始めていた。CD1枚が一続き一時間の演奏のRippleは平穏なちっちゃいさざなみのように始まる。ひたむきで、美しい旋律。続いて狂ったような、壊滅的のような、嵐のような様相を帯びる。そしてすぐに静まり、再び冷静と攻撃が毛細血管に交差する。Seinoの内部は自由な流れのように解き放たれる。それを繰り返すが、大事なことは発作的で神経質なのでもなく、派生的(訳注:偶然に生じた)でもない。彼の内部で繰り返され、つながっていくそれらのことは、ゆっくりと彼の背景に一つの型となって滴っている。


和歌山のコンサートの1ヶ月後リスナーの前に新しい計画を持ってきた。見ただけで一人を思わせるDARK SHAPEというアルバム名は、ミュージシャンは暗闇にいたという発想を暗示している。この意味は完全に暗闇、つまり、神戸のジャズクラブ、Big Appleはコンサートの間中、すべてのライトを消して暗転にしていた。パフォーマーと観客の間の視覚上のコンタクトは断たれた。そしてその意味は、観客だれもが、独自の方法で自分を楽しませる旅を見つけるよう強制されることだ。親密な瞬間が静かな即興の集団のギタリストを出発させる。アコースティックギターというと思い出されるPat Metheny(パット メセニー)の位置に届く特別な場所へ。目を閉じて近づいてくれ。

Pavel Zelinka

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  • 清野拓巳+アントワーン・ベルシオーム(9/7)

    Excerpt: 京都祇園のジャズライブハウス、CANDYでのインプロライブ。たぶんここでこういうインプロを演奏するのは初めてでしょう。マスターの寛大な配慮により開くことができました。 Weblog: 虹は雲のあとから見えてくる racked: 2010-09-08 09:37