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zoom RSS ミシェル・コルボ「マタイ受難曲」2/16

<<   作成日時 : 2005/02/17 11:52   >>

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私のビッグイベントは終わりました。楽しかった。感動した。予習をしといてよかった。

2/16 シンフォニーホール
18:30〜20:10
第1部(音楽の第2部へ入り、ユダの否認の後の「アリア(Erbarme dich, mein Gott)」「コラール(Bin ich gleich von dir gewichen)」まで)
20:10〜20:30
休憩(トイレに長蛇の列)
20:30〜22:00
第2部(拍手が鳴りやまず!!演奏者が全員舞台からはけてから携帯をつけるとこの時間でした。)

私の席はB列、前から2番目。目の前に舞台がありました。演奏者の顔や指揮者の息づかいも生で感じられるぜいたくな場所。CDの歌詞をコピーして持って来ている人、当日販売されたパンフレットの歌詞を読みながら聴く人、舞台に設置された字幕スーパーを読む人。私は曲順に少ない言葉でメモを作っていきました。

感想:

私が持っていたCDはカール・リヒターの1958年録音の名盤です。ミシェル・コルボは初めて聞くのでした。カール・リヒターの演奏は規模も曲想も壮大で言ってみれば ■ という感じです。ミシェル・コルボの演奏は来日ということもあってか、やや小編成ですが(CDはもう少し規模が大きいみたいです)演奏そのものも柔らかく上品で ⌒ という感じです。ドイツ語とフランス語の音の違いも関係しているかな?または楽器が古楽器使用の為か、またアーティキュレーションの違いかもしれません。バイオリンの演奏も現代の演奏法とは全然違いました。歌もまっすぐ透明な感じです。バロックの演奏はこんな感じですね。私は飾りの多い演奏は疲れてくるので、この演奏はとても気持ちよかったです。合唱団、器楽奏者、ソリスト達みんながミシェル・コルボの指揮に揺れていました。楽しそうだったり悲しそうだったり。有名なソプラノのアリア(Aus liebe will mein Heiland sterben)には演奏者全員がじっと聞き入っていました。きれいでした。ソプラノは日本人の谷村由美子さんという人でした。ビオラ・ダ・ガンバも割と近くで見られて嬉しかったです。

ミシェル・コルボの演奏はややテンポが速くノリがいいという感じがしました。でもそれは最初しばらくの間の驚きだけで、どんどんミシェル・コルボの作る世界に引き込まれて行きました。すべての曲がテンポが速いのではなく、ここぞ!という曲はゆっくり、しかも力強く歌ってくれました。アリアもコラールも福音史家もです。

どっちがいいとは言えないです。演出の違う芝居を見た感じがしました。別の喩えを言うと、茶道の表千家、裏千家みたいな感じでした。私は裏千家の茶道を習っていたので初めて表千家のお茶会へ行った時に細かい違いが楽しかったことを思い出していました。

アルトの部分をカウンター・テナーが歌っていました。アルトは女性の声でも低く太く落ち着いた声です。カウンター・テナーの声は男性のファルセット(裏声)で高く鋭く澄んでいます。この違いはギターの3弦を思い出しました。私はギターの3弦が太くちょっとぼやっとした音なので好きじゃなく、巻き弦の一番細い特殊弦を使っています。音程(ピッチ)は同じなのですが、ナイロン弦の一番太いのと巻き弦の一番細いのとで音色が違います。それが女性の低い声と男性の高い声のイメージと同じだなあと思いました。

予習:

「マタイ受難曲」は初めて聞いた頃はアリアの美しさに感動していましたが、今回コンサートに行く為に聞き直してみると、やはり言葉の意味がわからないと混乱してくるということを感じ、ある程度ドイツ語を耳で聞き取れるように何度も予習したのでした。中でも福音史家というナレーションを受け持つ人の言葉がストーリー展開にとても重要で、先にこの部分の歌詞を聞いていきました。といってもドイツ語全部わかるところまでは行きませんので、いくつかの単語を手がかりに謎ときをしているような感じです。

それが少しできるようになるとコラールやアリアの歌の表情(悲しげだったり荒々しかったり)が何故そうなるのかと思い始めました。で、言葉を読んでみるととても納得しました。そんな予習を耳だけでわかるように12月から続けてきたのが成功だったと思います。、コンサートでは歌詞と歌の表情と一緒に味わえたのが嬉しかったです。(余談ながら、帰り道でドイツ語を話している二人の声が聞こえてきましたが、全く意味はわからず…。そんなもんです。(^^ゞ)

これから:

CDは「マタイ受難曲」と「レクイエム」(フォーレ)を買ってきました。「レクイエム」は短いので早速聞いています。別の演奏の「レクイエム」も持っているので聞き比べしてみると面白いかなと思います。「マタイ受難曲」はまたじっくり聞いてみようと思います。編成が違うので昨日の演奏とどういう風に違うのか…。そしてまだまだその他のバッハを聞くことは続けます。

追伸:

ミシェル・コルボ 1934年2月14日生まれ


参考:http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2005/02/13022923/ (GAKUさんとこ)TBがリンク切れになってるみたいです。

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内 容 ニックネーム/日時
チコさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
ブログの楽しみは、トラックバックやコメントを送りあって、いろいろネットワークが広がることです。私のブログにコメントを下さっている方も、東京公演を聴かれています。その人たちのブログもご覧になってみてはいかがでしょうか? 楽しみが広がりますよ。(^^;)
GAKU
2005/02/17 22:48

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