「声が部屋に響いているのを聴いてください。」と言われました。そう!そうなのです!忘れてました、重要なこと。 発声練習、ハミングを飛ばして「アー」から。コンコーネ12番、予習していったのに、今日は練習なし。即、「くるみの木」へ。コンコーネの方をがんばってたので…「くるみの木」はちょっと練習不足だったのです。でも今日は1回目ということで、シドロモドロでもなんとかついて行ける程度で勘弁してもらいました。 発声練習は背中に息をいっぱい入れて、首の力を抜いて…と、あれやこれや考えながら声を出していました。だいたいよかったのですが、先生が「部屋に響いてる声を聴いてみてください。」と言われ、ハッとしました。 そう!ギターのレッスンでも生徒さんによく言う言葉です。一生懸命弾いているのだけど、弾くこと、弾く動作にばかり集中していると、音が詰まるというか延びが悪いというか、響きがなくなるのです。「弾いた後にギターの胴体がわぁ〜〜んって鳴るでしょ。それを聴いてから弾いてくださいね。」ってよく言うのです。 声楽では私は声を身体のどこから出してどこへ響かせて声が出ているだろうかと、そんなことばっかり考えているから、音が詰まっていたのかもしれません。ハッとして部屋の空気を聴くと、声が聞こえてきました。少し身体のことを忘れたみたいです。忘れた方がいいって先週だったかも先生に言われたのですが、まだまだ必死なので、考え考え歌ってしまいます。これから耳を澄まして聴きましょう。 ほんとに音楽って不思議なんです。ギターでも、精神的に少し変わると音も音楽も変わるのです。レッスンでは生徒さんの考えていることがよくわかるのです。この曲のどの部分が好きか、どこを迷っているかなど。声楽でもきっと先生には私の考えていることがよくわかるのでしょうね。 「くるみの木」、実はやっぱり難しい曲なんですって。私もそう思ってはいたのですが、体験の一つと思って選曲しました。また来週もがんばります! 今日は先日買ったバーバラ・ボニーのCDを先生に見せました。「あら!ボニーちゃん!」って、先生はたくさん彼女のCDを持っているそうです。リートの解釈がうまいそうです。声もきれいで、聴いていると私の首の辺りから頭へ一緒に声が抜けたようで、うまくなったような気になります。バーバラ・ボニーについては全く知らなかったのですが、「献呈」「蓮の花」「くるみの木」の3曲が入っていたので買ってみました。「蓮の花」はほんとにきれいな歌です。 一つ一つ知らない世界も見せてもらい、とっても楽しいです。声が出るとか出ないとかにこだわらずに楽しんで歌っていこうと思いました。 |
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どるちぇ 2006/09/16 16:45 |
どるちぇ様、はじめまして。 |
tico 2006/09/16 22:09 |
こんにちは。 |
Hime 2006/09/22 11:10 |
ノドを痛めるというのは辛いですねえ。私はほとんど練習しないのです。まあ人前で歌うことが今のところないこともありますし、近所に迷惑をかけることもありますし。レッスンの30分が大きな山場です! |
tico 2006/09/22 15:00 |
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